チャプレンの一番の仕事は開会礼拝の司式をすることですが、昨年よりこの開会礼拝後の時間に、生徒が作成したビデオを上映するという企画が始まりました。もともとは、各団体のPRタイムの制限時間が守られない、内容がはちゃめちゃになる、などの悩みを持っていた開会式担当者に「だったらあらかじめビデオに録画しとけばいいんじゃないの」と気楽にアドバイスをしたつもりでいたところ、予想をはるかに超える出来の「プロモーションビデオ」が作成され、わたしを含め皆が驚いたのが昨年。今年はさらにそれに上回る進歩があり、大いに笑わせてもらった一方で、生徒たちの努力と才能にお世辞抜きで感嘆しました。
そのあとは、入口付近で宗教委員会の募金活動を手伝いながら、空いた時間にいくつかの展示を見て回ることができました。 今日行けなかったところには、明日なるべく足を運びたいと思っています。
今日のRIFを見ての感想を3点。
1. 硬派の展示が光る!
時間の関係もあり、今日はあまりパフォーマンス系を見られなかったのですが(こちらは明日に期待)、いわゆる「固い」展示の内容に感心させられたものが多くありました。
2. 保護者が元気!
本校でよく言われるのは、「PTA活動が活発」ということですが、このRIFでもそのパワーは遺憾なく発揮されています。
赤いそろいのジャケット姿のPTAの方々の中に、よく見ると卒業生の保護者も何人か。聞いてみると「今日は人手が足りないと聞いたので」ということで、生徒が卒業した後まで関わって下さる姿に感謝すると同時に、それほど楽しい活動ができるPTAを本当にすばらしいと思いました。
3. 感謝の心を持って!
開会式での実行委員長M君の挨拶の中に、「震災後の今、RIFが開催できることに感謝している」という言葉がありました。また、校長先生の講話の中でも「学校が工事中で会場に多くの制限があり、先例が役に立たない局面も数多くあったことだろうが、よくここまで準備を進めてくれた」というお言葉を頂きました。
世界が様々な形で大変な状況にある中、多くの人々が一生懸命準備をして開催するRIFに感謝し、心からこの2日間の「祭」を楽しみたいと思います。
みなさま、ぜひ明日お出かけください!